
先日、妻の結婚指輪の修理が完了したとの連絡を受け、青山にあるクリスチャンバウアー青山本店を訪れました。修理内容は、指輪についていたダイヤが外れてしまったため、新しいダイヤを取り付けていただくというものでした。
ダイヤが外れた原因はおそらく…先日行ったMr.Childrenのライブでの手拍子が激しかったせいかな?(笑)と、ちょっとした笑い話にもなりました。
クリスチャンバウアーとの出会い
ところで、皆さんは「クリスチャンバウアー」というブランドをご存じでしょうか?
実は私も結婚指輪を探すまでは全く知りませんでした。
私はもともと、指輪やネックレスといった装飾品を身に着けることに少し抵抗がありました。でも、結婚指輪は生涯身に着ける特別なもの。だからこそ、納得のいく指輪を選びたいと思い、まずは人気ブランドを調べるところからスタートしました。
ブランド選びに迷った日々
調べてみると、Cartier、Tiffany、ハリーウィンストン、俄(NIWAKA)など有名なブランドがたくさんありました。でもどれも私の中で「これだ!」と思えるものには出会えませんでした。
そこで、「そもそも指輪の製法ってどうなっているんだろう?」という疑問が湧き、少し調べてみることにしました。
指輪の製法に隠された違い
指輪には鍛造製法と鋳造製法という2つの主要な製法があることを知りました。
ここで簡単にその違いをご説明します。
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鍛造製法
素材を圧延・圧縮して形を整える方法で、強度や弾力が増すのが特徴です。この製法の指輪は、プラチナやゴールドといった素材でも傷や変形に強い点が魅力です。 -
鋳造製法
液状の金属を型に流し込んで固める方法です。鍛造に比べると強度は劣りますが、指輪のサイズ直しがしやすいという利点があります。
「一生使う結婚指輪だからこそ、こだわりたい!」という気持ちから、私は手間と技術がかかる鍛造製法の指輪を選ぶことにしました。
ドイツ技術への信頼感と出会い
次に考えたのは、生産国でした。私の中では、ドイツは車や時計、刃物などの技術が高いというイメージがあり、指輪でも同様のこだわりがあるのではないか?と考えたのです。
そこで、「ドイツ製 結婚指輪」とGoogle検索して出会ったのがクリスチャンバウアーというブランドでした。
調べてみると、クリスチャンバウアーは140年以上の歴史を持ち、30か国以上で展開されるドイツ国家公認のマイスターが手掛ける指輪を提供しています。こうした背景や職人技に惹かれ、「これしかない!」と確信しました。
妻にもクリスチャンバウアーの歴史や技術の素晴らしさを説明し、納得してもらった上で選んだこの結婚指輪。修理を終えた今、改めてこの指輪の価値を実感しています。
これからも、この結婚指輪と共に、互いを尊重し支え合いながら歩んでいきたいと思います。